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「悲しき国産食品」から学ぶ、食品添加物のこと②

はい それでは今日も前回の続きいってみましょう!

 

食品メーカーと添加物メーカーの力関係について触れていきます。

 

新商品の開発はほとんど添加物メーカー主導で動くということです。

添加物メーカーの営業が新しい添加物製剤をもってきたら

食品メーカーの担当者は詳しい説明も聞かないで、「いいですね~」といって

採用してしまうという事実があるようです。

 

特に添加物メーカーのえじきになりやすいのは

水産練り製品ーかまぼこ、ちくわ、はんぺん、さつま揚げなどの練り物メーカーだそうです。

「この添加物をつかえば美味しくなりますよ」

「この添加物をつかえば水がたくさんたせて儲けが出ます」

「これは日持ちします」

「他社でもつかっていますよ」

と言われるままに添加物を入れ放題であるということです。

 

いろいろな添加物を加えやすい練り物は、添加物メーカーにとって

おいしい食品ですが、消費者にとっちゃあ不味いと言えますねえ~。

 

また、こういうふうに色々な添加物を売り込むので

中小零細の食品メーカーには使っても効果のない添加物を売り込むことも

あると筆者はいい、筆者自身の経験を述べています。

 

レトルト加工の過程で、ちくわがまっ茶色になってしまったそうです。

聞くと、キシロースという甘味料とグリシンという日持ち向上剤を使っているとのこと。

メーカー側は微生物のせいだと言い張るのですが

筆者はこの2つが原因で変色しているのでこの2つを抜きましょうと提案して

抜いた結果、非常にきれいなちくわができたとのことで

「こんなにきれいになるの?」と言っていたそうです。

結局味も保存性も問題なかったそうで

無意味なものを入れていたことがわかったそうです。

 

そしてもうひとつ興味をひく部分として賞味期限のことがあります。

分析設備がないのに賞味期限をつけているところもあるということです。

外見・味・匂いで判断する”長年の経験と勘”で決まるということです!

また、営業マンが

「2か月じゃ売れないよ、4か月はほしいんだ!!!」と熱く訴えて

結論ありきで賞味期限が4か月になったりするそうです!

 

そのアツさをさ~

もっとほかの大事なことにつかおうやジャパニーズビジネスマンたちよ

 

といったところで今日のお話はお開き!

ご清聴ありがとうございました。

ごきげんよう。